Visual Studio の外部ビルド プロジェクト
Visual Studio は、外部ビルドシステムを持つプロジェクトの開発をサポートします。この統合方法を使用する場合は、次の手順で行います。このドキュメントは、Visual Studio 2019 について説明します。他のバージョンについてはテストしていませんが、ほぼ同じ方法で機能するはずです。
作成およびコンパイル
プロジェクト全体を一部のディレクトリでチェックアウトします。次に、Visual Studio を開き、ファイル -> 新規 -> プロジェクト
を選択し、プロジェクトの種類のリストからMakefile プロジェクト
を選択します。次へ
をクリックします。
プロジェクト名
の入力欄にプロジェクトの名前を入力します。この例では、testproj
を使用します。次に、場所
の入力を選択し、プロジェクト ソースのルートを参照します。ソリューションとプロジェクトを同じディレクトリに配置する
チェックボックスがオンになっていることを確認します。作成
をクリックします。
次のダイアログ ページでは、次のように設定するビルド コマンドを定義します。
エントリ | 値 |
---|---|
ビルド | meson compile -C $(Configuration)
|
クリーン | meson compile -C $(Configuration) --clean
|
再構築 | meson compile -C $(Configuration) --clean && meson compile -C $(Configuration)
|
出力 | $(Configuration)\name_of_your_executable.exe
|
次に、完了
をクリックします。
Visual Studio は、ソースルートにサブディレクトリを作成しました。このディレクトリはプロジェクト名と同じです。この場合はtestproj
です。このディレクトリでデバッグとリリースの両方のバージョンをビルドするために Meson を設定する必要があります。VS デブツール ターミナルを開き、ソースルートに移動して、次のコマンドを実行します。
meson testproj\Debug
meson testproj\Release --buildtype=debugoptimized
デバッグとリリースの両方でコンパイルして実行する、動作する VS ソリューションがこれで完成したはずです。
プロジェクトにソースを追加する
このプロジェクトは、ソースファイルをリストしないため、それ自体ではあまり役立ちません。VS は一度にソース ツリー全体を追加することをサポートしているようには見えないため、ソースを手動でソリューションに追加する必要があります。
メイン ビューでソリューション エクスプローラー
に移動し、作成したプロジェクトを右クリックして、追加 -> 既存のアイテム
を選択し、ソース ツリーを参照して、このプロジェクトに入れたいすべてのファイルを選択します。エディターとデバッガーは、通常の VS プロジェクトと同じように使用できます。
検索の結果は次のとおりです。